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その昔、ライブチャット上でのお客様で、頻繁に来てくれる50歳のオジ様が居たの。
SとかMとか関係なく、服も脱がずで普通にお話をするだけ。
ボクシングが大好きな方だったので、私の父親が大好きだった事もあり少し知っていたので
話しをしていると、なんだか気に入ってもらえて常連さんになっていったの。
そのオジ様は、リストラから始まって転職を繰り返して、
今は製紙工場で勤務しているとの事。そしてずっと独身。
何回目か忘れてしまったんだけ、突然オジ様が自分の事を話し始めて。
独身だけど彼女はいるらしくて、とても綺麗で自慢の彼女なのだそうな。
彼女もオジ様の事が凄く好きでベタ惚れ状態。
いい話じゃないのと、私も嬉しくなって聞いていたんだけど。
ある話から、雲行きが怪しくなる。
どうやらそのオジ様の彼女はキャバ嬢らしいって話から…。
でも、楽しそうに満面の笑みを浮かべて彼女(キャバ嬢)の話をするものだから、
それって擬似恋愛じゃないの?みたいな事を突っ込むことが出来なくなってしまった…。
それからも、毎回彼女の事を話してくれて楽しそうにしているから、これも一つの幸せなのかな?と
思って、私は何も言わずに聞き役に徹していたんだけど、ある日のこと…。